恵愛堂病院 新病棟計画

本プロジェクトは、地域医療の中核を担う病院における、外来診察部門及び急性期病棟(168床)を備えた新病棟計画である。地域の中核病院として高度な医療に取り組むとともに、地域・患者・スタッフの利便性・快適性を確保することを目的している。明るく、地域に開かれた病院をメインコンセプトとし設計を行った。

中央にライトコートを設け、それを囲むように諸室を配置した。これにより自然光を取り入れ、開放的な通路を確保した。閉鎖的になりがちなフロア間が断面的に繋がれ、全体の一体感も高めた。病棟部分では、4床室と個室を交互に配置して平面に凹凸を作り、4床室のベッド毎に小窓と間仕切り家具を設けることで、ケアのしやすさと個室的な快適さを両立している。開放的なスタッフステーションには随所に木を使用し、モノトーンの中に温かみを持たせた。

新敷地は工場跡地であるが、桜や銀杏の木は残し、地域の人々の風景を継承した。1階の待合ホールは地域の人に開かれた空間として、街の新たなランドマークとなっている。

竣工2020
所在地gunma midori
構造S4f
面積8,584.00㎡
構造設計有限会社 計画堂
設備設計アーク環境設計