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高齢者複合施設 銘仙の家

2008 gunma isesaki S2f 2,939.38㎡  構造設計:計画堂  設備設計:アーク環境設計

 北・東にとりせんをはじめとするショッピングモール、西に住宅街、南に県道を挟んで伊勢崎工業高校のある敷地。高校生の生命の活力を感じつつ、商業施設に隣接することは、閉鎖的になりがちな高齢者施設に、またその入居者に、質の良いにぎやかさと、生きる素晴らしさを与えてくれる敷地条件だと思う。
 ショッピングモールとの導線の重複を避け、また、西側の既存民家への配慮踏まえて、西南の位置からの敷地アプローチとした。建物中央にエントランスを設け、施設のコア部分をそこに集約した。
デイサービスは、アプローチ及び道路に面した南側に配置し、ガラス張りとし明るい清潔的な雰囲気を作った。デイルームとその全面にデッキを設け晴れた日には、デッキに出て、高校生の活力を直に感じてほしい。
 グループホームは、東側部分に個室を配置し、共同生活部分の居間や食堂を南に面した空間に配置した。居間の前面には家庭菜園がおこなえる庭を設け、より家庭に近い雰囲気を味わってもらいたい。(個室内法13.24㎡、台所・食堂・居間38.9㎡)
 ショートステイ部門を建物西側に配置し、ゆとりのある共同生活室を設けた。敷地境界線から3m近く空地をとり、隣地への視線の考慮、また採光を充分に取れる配置とした。(個室内法15.15㎡)
浴室は、脱衣スペース、個浴槽スペース、機械浴スペースのそれぞれをゆとりある空間とし、建物東側に配置し、やわらかい太陽の光が入る場所でゆっくりとお風呂の時間を楽しんでもらいたい。
 2階に有料老人ホームを配置し、やはりゆとりのある食堂・デイルーム、そして、大きなレクレーションルームを南に面した部分に配置した。(個室内法15.15㎡・16.14㎡)
全体的に入居者・利用者の姿が目に届くように各部屋を配置することによって、よりいっそう利用者が安心できる施設計画となっている。
 色彩的には、外観は白系のタイルを貼り、耐候性のある樹脂木材ルーバーを各ガラス面に配置し、外からの視線、中からの視線にクッションを設け、清潔で温か味のある雰囲気を作った。内部にも木質系の材料を用いて、落ち着きのある、そしてなんとなく和風的な感じがする空間を心がけた。
住居系の用途地域の為、建蔽率を60%以下に押え、隣接地の方への考慮を含め、敷地内避難通路を充分な幅で設けて、ゆとりのある計画となった。